今週のお題「行ってみたい時代」
今週のお題「行ってみたい時代」
小学生のとき、私の将来の夢は考古学者でした。
学校の図書室で恐竜に関する本を読んだのがきっかけだったと思います。
茶色い帽子をかぶったおじちゃんが解説してる後ろで、たくさんの人が平らな地面をカリカリしてるイラストが載ってました。
それを見て、地面をちょっと掘ったら化石が出てくると思ったんでしょうね。
スコップを引きずって伯母の山まで行きました。
化石見つけてくる!と言うと「掘るなら庭にしておきなさい」と怒られて、大分がっかりしたことを覚えています。
結局、化石は見つかりませんでした。
そのとき、ミミズがうじゃうじゃ出てきて気持ち悪かったので、将来の夢は弁護士に変わりました。
少し前に「映画 のび太の恐竜」を見ていたら、のび太くんも同じようなことをしていました。
小学生ってみんなこんなかんじなんですかね。
じゃあどうして周りの大人は、恐竜について知りたいなら、考古学じゃなくて古生物学だよって教えてくれなかったのでしょう。
考古学は文系で古生物学は理系だし、考古学は人類についての学問なんですよね。
理科の授業で地層のことが書いてあったので何か変だなーと小さいときは思っていました。
誰もが通った道じゃないんだろうし、周りの大人も恐竜に興味なかったのかもしれません。
ころころ気分の変わる子どもだったので適当に流されてただけなのかもしれません。
ところで「行ってみたい時代」ですが、何がそんなに楽しいのか自分でも分かりませんが、とにかく今が楽しいので過去には行きたくないです。
後悔だってたくさんありますけど、またやり直すと考えると面倒くさいです。
特別あの瞬間に立ち会いたいとかもありません。
きっと、1000年後の未来は今と全然違うのでしょう。
地球もなくなっちゃうかもしれませんね。
もしかしたら人間がもっともっと進化して気持ち悪い外見になってるかもしれないです。
そう考えると一瞬見て帰ってきたいです。みんな宇宙人になってそうですね。
宇宙初の宇宙人が地球人だったら滅茶苦茶おもしろいと思ったんですけど何言ってるか分かんないです。
おわり。